経理業務でExcelを使っている方は多いはずです。しかしExcelの作業に毎日何時間も費やしている方も少なくありません。AIを活用することでExcel作業を大幅に自動化・効率化できます。
本記事では経理実務経験者がExcel作業をAIで自動化する具体的な方法を解説します。
AIでExcel作業を自動化できる理由
ChatGPTなどの生成AIはExcelの数式・マクロ・VBAコードを自動で生成できます。プログラミングの知識がなくても、やりたいことを日本語で伝えるだけで自動化できます。
AIで自動化できるExcel作業
1. 複雑な数式の自動生成
難しい数式もAIに「こういう計算をしたい」と伝えるだけで自動生成してくれます。
活用例
- VLOOKUP・INDEX・MATCH関数
- SUMIF・COUNTIF関数
- ピボットテーブルの設定
- 複数条件の集計式
2. VBAマクロの自動生成
繰り返し作業をVBAマクロで自動化できます。プログラミング知識不要でAIがコードを書いてくれます。
自動化できる作業例
- 毎月の売上データの集計
- 請求書の自動作成
- データの整形・クレンジング
- 複数シートのデータ統合
- PDFへの自動変換
3. データ分析の自動化
大量のデータをAIが自動で分析してわかりやすいレポートを作成してくれます。
4. グラフ・ダッシュボードの作成
データを視覚化するグラフやダッシュボードをAIのサポートで素早く作成できます。
ChatGPTを使ったExcel自動化の具体例
例1:月次売上集計マクロの作成
ChatGPTへの質問例:
「Excelで以下の作業を自動化するVBAマクロを作成してください。A列に日付、B列に売上金額があります。月別に合計を集計して新しいシートに転記するマクロです。」
ChatGPTがVBAコードを自動生成してくれます。そのままExcelに貼り付けるだけで動作します。
例2:請求書自動作成マクロ
ChatGPTへの質問例:
「顧客リストのデータをもとに請求書を自動作成するExcelマクロを作成してください。顧客名・金額・日付を自動で入力して、PDFで保存するマクロです。」
例3:経費集計の自動化
ChatGPTへの質問例:
「経費データから勘定科目別・月別の集計表を自動作成するExcel数式を教えてください。」
ExcelとAIツールの連携
Microsoft Copilot
MicrosoftのAIツール「Copilot」はExcelに直接組み込まれています。日本語で指示するだけでデータ分析・グラフ作成・数式生成ができます。
主な機能
- データの自動分析
- グラフの自動作成
- 数式の自動生成
- データのパターン検出
料金:Microsoft 365 Copilot(月額4,497円〜)
VBAマクロをExcelに設定する方法
ChatGPTで生成したVBAコードをExcelで使う手順です。
- ExcelでAlt+F11を押してVBAエディターを開く
- 「挿入」→「標準モジュール」をクリック
- ChatGPTが生成したコードを貼り付ける
- F5キーで実行する
Excel自動化で注意すること
セキュリティの確認
VBAマクロを実行する前に内容を確認しましょう。信頼できるコードのみ実行してください。
バックアップを取る
マクロを実行する前に必ずファイルのバックアップを取りましょう。
AIの回答を鵜呑みにしない
AIが生成したコードは必ず動作確認してから本番で使用しましょう。
まとめ
AIを活用することでExcel作業を大幅に自動化・効率化できます。まずはChatGPTに数式やマクロを作ってもらうことから始めてみましょう。毎日のExcel作業にかかる時間を削減して、より重要な業務に集中できる環境を作りましょう。
当ブログでは引き続き経理×AI活用の情報を発信していきます。ぜひブックマークしてください。

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