経理担当者必見!Excel作業を自動化するAI活用術【2026年版】

経理業務でExcelを使っている方は多いはずです。しかしExcelの作業に毎日何時間も費やしている方も少なくありません。AIを活用することでExcel作業を大幅に自動化・効率化できます。

本記事では経理実務経験者がExcel作業をAIで自動化する具体的な方法を解説します。

AIでExcel作業を自動化できる理由

ChatGPTなどの生成AIはExcelの数式・マクロ・VBAコードを自動で生成できます。プログラミングの知識がなくても、やりたいことを日本語で伝えるだけで自動化できます。

AIで自動化できるExcel作業

1. 複雑な数式の自動生成

難しい数式もAIに「こういう計算をしたい」と伝えるだけで自動生成してくれます。

活用例

  • VLOOKUP・INDEX・MATCH関数
  • SUMIF・COUNTIF関数
  • ピボットテーブルの設定
  • 複数条件の集計式

2. VBAマクロの自動生成

繰り返し作業をVBAマクロで自動化できます。プログラミング知識不要でAIがコードを書いてくれます。

自動化できる作業例

  • 毎月の売上データの集計
  • 請求書の自動作成
  • データの整形・クレンジング
  • 複数シートのデータ統合
  • PDFへの自動変換

3. データ分析の自動化

大量のデータをAIが自動で分析してわかりやすいレポートを作成してくれます。

4. グラフ・ダッシュボードの作成

データを視覚化するグラフやダッシュボードをAIのサポートで素早く作成できます。

ChatGPTを使ったExcel自動化の具体例

例1:月次売上集計マクロの作成

ChatGPTへの質問例:
「Excelで以下の作業を自動化するVBAマクロを作成してください。A列に日付、B列に売上金額があります。月別に合計を集計して新しいシートに転記するマクロです。」

ChatGPTがVBAコードを自動生成してくれます。そのままExcelに貼り付けるだけで動作します。

例2:請求書自動作成マクロ

ChatGPTへの質問例:
「顧客リストのデータをもとに請求書を自動作成するExcelマクロを作成してください。顧客名・金額・日付を自動で入力して、PDFで保存するマクロです。」

例3:経費集計の自動化

ChatGPTへの質問例:
「経費データから勘定科目別・月別の集計表を自動作成するExcel数式を教えてください。」

ExcelとAIツールの連携

Microsoft Copilot

MicrosoftのAIツール「Copilot」はExcelに直接組み込まれています。日本語で指示するだけでデータ分析・グラフ作成・数式生成ができます。

主な機能

  • データの自動分析
  • グラフの自動作成
  • 数式の自動生成
  • データのパターン検出

料金:Microsoft 365 Copilot(月額4,497円〜)

VBAマクロをExcelに設定する方法

ChatGPTで生成したVBAコードをExcelで使う手順です。

  1. ExcelでAlt+F11を押してVBAエディターを開く
  2. 「挿入」→「標準モジュール」をクリック
  3. ChatGPTが生成したコードを貼り付ける
  4. F5キーで実行する

Excel自動化で注意すること

セキュリティの確認

VBAマクロを実行する前に内容を確認しましょう。信頼できるコードのみ実行してください。

バックアップを取る

マクロを実行する前に必ずファイルのバックアップを取りましょう。

AIの回答を鵜呑みにしない

AIが生成したコードは必ず動作確認してから本番で使用しましょう。

【経験者の本音】経理担当者が本当に使えるExcelのポイント

私が経理実務で感じた、Excelを効率化するリアルなポイントをお伝えします。難しいことより、まずこの3点を押さえるだけで作業が大きく変わります。

まず覚えるべきは「XLOOKUP」と「ピボットテーブル」

経理でExcelを使うなら、XLOOKUP関数はぜひ覚えたい機能です。別の表からデータを引っ張ってくる作業が一気に楽になります(従来のVLOOKUPより柔軟に使えます)。あわせてピボットテーブルが使えると、大量のデータの集計・分析がクリック操作だけで完了します。この2つを押さえるだけで、作業スピードが大きく変わります。

「手入力の多用」が一番の非効率

経理でよく見かける非効率が、手入力に頼りすぎることです。手入力はミスの温床であり、時間もかかります。関数や自動連携で置き換えられる作業は、できるだけ自動化するのが鉄則です。クラウド会計との連携で、そもそもExcelに手入力する場面を減らせないかも考えてみましょう。

AIに関数を作らせるのは有効、ただし「理解」も忘れずに

ChatGPTなどのAIに関数を作らせるのは、実務でとても役立ちます。複雑な数式もすぐに作ってくれるので、時間の節約になります。ただし注意点があります。AIが作った関数の意味を自分で理解しないまま使うと、応用が効かず、結果が間違っていても気づけません。AIに作らせつつ、「なぜこの関数なのか」を理解する姿勢を持つことが、長い目で見ると自分の力になります。

Excelで整えた数字を月次の経営資料に活かす方法は月次決算を効率化する方法でも解説しています。

あわせて読みたい

Excel作業以外の効率化テーマも、あわせてご覧ください。

まとめ

AIを活用することでExcel作業を大幅に自動化・効率化できます。まずはChatGPTに数式やマクロを作ってもらうことから始めてみましょう。毎日のExcel作業にかかる時間を削減して、より重要な業務に集中できる環境を作りましょう。

当ブログでは引き続き経理×AI活用の情報を発信していきます。ぜひブックマークしてください。

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