ChatGPTは経理業務でも非常に役立つAIツールです。使い方次第で日々の経理作業を大幅に効率化できます。
本記事では経理実務経験者がChatGPTを経理業務で活用する具体的な方法を10個紹介します。
ChatGPTを経理業務で使うメリット
- 24時間いつでも質問できる
- 専門用語をわかりやすく説明してくれる
- 文書作成の時間を大幅に削減できる
- Excelの数式・マクロを自動生成してくれる
- 無料プランでも十分使える
ChatGPT経理活用術10選
1. 勘定科目の確認
経理処理で迷ったときにChatGPTに質問できます。
活用例:
「取引先との会食代は何の勘定科目で処理すればいいですか?」
「社員の資格取得費用の勘定科目を教えてください」
曖昧だった勘定科目をすぐに確認できます。ただし最終判断は必ず税理士や専門家に確認しましょう。
2. Excelの数式を自動生成
Excelで複雑な数式がわからないときにChatGPTに聞くと自動生成してくれます。
活用例:
「売上データから月別の合計を出すSUMIF関数の書き方を教えてください」
「VLOOKUP関数で別シートのデータを参照する方法を教えてください」
3. 経理マニュアルの作成
社内の経理マニュアルをChatGPTで作成できます。
活用例:
「中小企業向けの月次経理業務マニュアルを作成してください」
「経費精算の手順書を作成してください」
叩き台を数分で作成できるので、マニュアル作成の時間を大幅に削減できます。
4. 請求書・見積書の文面作成
請求書や見積書の文面をChatGPTで作成できます。
活用例:
「取引先への請求書の添え状を丁寧な文体で作成してください」
「支払い遅延の催促メールを穏やかな文体で作成してください」
5. 税務・会計の基礎知識を学ぶ
わからない税務・会計用語をChatGPTにわかりやすく説明してもらえます。
活用例:
「減価償却とは何かをわかりやすく説明してください」
「消費税の課税・非課税・免税の違いを教えてください」
6. 決算書の読み方を学ぶ
決算書の見方がわからないときもChatGPTが丁寧に教えてくれます。
活用例:
「貸借対照表の見方をわかりやすく教えてください」
「損益計算書で注目すべきポイントを教えてください」
7. 経費削減のアイデア出し
経費削減策をChatGPTにブレインストーミングしてもらえます。
活用例:
「中小企業が取り組める経費削減策を10個提案してください」
「通信費を削減する方法を教えてください」
8. 補助金・助成金の情報収集
利用できる補助金・助成金の情報をChatGPTに聞けます。
活用例:
「中小企業が利用できるIT導入補助金について教えてください」
「小規模事業者持続化補助金の概要を教えてください」
9. 経理業務の改善提案
現在の経理業務の問題点を伝えると改善策を提案してくれます。
活用例:
「月次決算に時間がかかりすぎています。効率化する方法を提案してください」
「経費精算の承認フローを改善したいです。良い方法はありますか?」
10. VBAマクロの自動生成
ExcelのVBAマクロをChatGPTに書いてもらえます。
活用例:
「売上データを月別に集計して別シートに転記するVBAマクロを作成してください」
「請求書を自動作成するExcelマクロを作成してください」
ChatGPTを使う上での注意点
機密情報は入力しない
顧客情報や社内の機密データをChatGPTに入力しないようにしましょう。
最終確認は必ず人間が行う
ChatGPTの回答は必ずしも正確ではありません。税務・会計に関する重要な判断は必ず専門家に確認しましょう。
有料版(ChatGPT Plus)がおすすめ
月額20ドルのChatGPT Plusに加入すると、より高精度なGPT-4oが使えます。業務で使うなら有料版をおすすめします。
【経験者の本音】経理でChatGPTを使ってわかったこと
私が実際に経理業務でChatGPTを使ってきた経験から、リアルな活用法と注意点をお伝えします。便利な反面、押さえておくべき落とし穴もあります。
実際に役立ったのは「Excel関数」と「マクロ作成」
私がよく使うのは、Excelの関数やマクロを作らせることです。複雑な数式も、繰り返し作業を自動化するマクロも、やりたいことを言葉で伝えるだけで作ってくれます。プログラミングの知識がなくても業務を効率化できるのは、大きなメリットだと感じています。Excel活用の詳細はExcel作業を自動化するAI活用術もあわせてご覧ください。
注意点1:マクロは「作れても、扱えるか」が問題
ただし、マクロには注意が必要です。AIがマクロを作ってくれても、マクロ自体が分からない人だと、後で不具合が起きたときに対応できず困ってしまいます。作って終わりにせず、中身をある程度理解しておくか、社内で扱える体制があることが前提です。
注意点2:AIの「ハルシネーション」に注意
AIは、もっともらしい嘘(ハルシネーション)を返すことがあります。特に税務や会計の細かい論点では、間違った情報を自信たっぷりに答えることがあります。鵜呑みにせず、必ず公式情報や専門家で裏を取る姿勢が欠かせません。
絶対にやってはいけないこと:個人情報の入力
これだけは徹底してください。顧客や従業員の個人情報をAIに入力するのは絶対にNGです。情報漏洩のリスクがあります。AIに相談するときは、個人情報や機密情報を含めない形に加工してから使うことを習慣にしましょう。
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AI活用の具体例は、次の記事でも解説しています。
まとめ
ChatGPTは経理業務の幅広い場面で活用できる強力なツールです。まずは勘定科目の確認やExcelの数式生成など、簡単なところから試してみましょう。使いこなせるようになると経理業務の効率が劇的に上がります。
当ブログでは引き続き経理×AI活用の情報を発信していきます。ぜひブックマークしてください。


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